梅雨の時期の体調管理と元気に過ごす食事

もてなすひと:OMOTEWASHI.jp 編集部

今週末、6月22日は夏至です。

夏至とは「日長きこと至る(きわまる)」という意味で、ご存じの通り「一年で一番日が長い日」です。
日本では夏至の頃は梅雨の真っ只中なので、日照時間も少なくあまり実感が湧かないかも知れません。

ジメジメと蒸し暑い梅雨の季節は、実は体調不良に陥りやすいといわれています。
そこで今回は、 梅雨の時期の体調管理と元気に過ごす食事 についてお伝えしていきます。

体調を整え毎日の食事でしっかり栄養補給して梅雨を元気に乗り切って楽しく夏を迎えたいですね。

梅雨の時期の体調管理

梅雨の時期の体調管理と元気に過ごす食事

ジメジメと蒸し暑い梅雨の季節、毎年この時期になると、疲れが取れにくくなったり、頭痛や肩こりに悩まされたり、やる気が低下したりなど、体に不調を感じる人が多いようです。

「梅雨だる」とも呼ばれるこの症状、特に女性に多いといわれ、ある調査では女性の62%が不調を感じていると報告されています。

ジメジメとした梅雨の時期に、「身体がだるい」「頭や膝が痛い」「めまいがする」など身体の不調を感じる理由、それは梅雨特有の気候が影響しているようです。

梅雨の時期になると体調がすぐれなくなるのは、「自律神経の乱れ」「体内の余分な水分」が主な原因として考えられます。

  • 自律神経の乱れ
    自律神経とは、自分の意思とは無関係に働く神経のことです。自律神経は、”体が活動しているときに働く交感神経”と、”リラックスしているときや睡眠時に働く副交感神経”の2つがあり、血管や内臓の働き、食べ物の消化・吸収、肺呼吸、体温調整や免疫、ホルモンなど、体のあらゆる働きを調整しています。
    自律神経と天気は密接に関係していて、梅雨の時期のように低気圧が発達していると、副交感神経が優位になります。
    副交感神経が優位になるとカラダは休みの体制になってしまい「何となく眠い」「だるい」「やる気でない」といった症状を感じやすくなります。
    また、低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、偏頭痛などがひどくなる場合があります。
    気圧や気温が急激に変化することで、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなってしまいます。
  • 体内の余分な水分
    梅雨の時期ように湿度が高いと体内に水が溜まりやすくなります。
    東洋医学には、「水毒」という考え方があって、体内の余分な水分によって、消化器系に悪影響がおよび、だるさや、下痢、便秘、食欲不振、消化不良を引き起こします。

では、「自律神経の乱れ」を整え、「体内の余分な水分」を排出するにはどうしたらよいのでしょう。以下に代表的な対処法をあげます。

  • ぬるめの湯で入浴
    就寝前に、リラックスを高めるぬるめの38~40℃のお湯にゆっくりと浸かりましょう。さらに、炭酸などの入浴剤などを使って温浴効果を高め血流を促進することで、体内の余分な水分や老廃物が排出しやすくすると効果的です。
  • 規則正しい生活習慣
    日中は交感神経が優位に、夕方から夜にかけては副交感神経が優位になるような行動を意識的にとって、自律神経の交換スイッチを定期的に入れるリズムを普段の生活から取り入れましょう。
    例えば朝の起床時間を早めてみたり、ウォーキングや水泳など、ゆっくり長く体を動かすのもおすすめ。水の中をゆっくり歩くだけでも自律神経系が反応します。

いかがでしょう。朝の目覚めと夜の眠りを意識する、普段の行動をちょっと変えるだけで、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わり、ジメジメした梅雨のシーズンもスッキリと気持よく快適に過ごすことができます。

梅雨を元気に過ごす食事の習慣

梅雨の時期の食事面ではどんなことに気をつければいいでしょうか。ここでは実践すべき食事の習慣3つのポイントを挙げて説明していきます。

  • 朝食を食べる
    朝食は自律神経のリズムを整えるためには大切です。少しでもいいので食べるようにしましょう。 また、食物繊維や発酵食品をとり腸内環境の改善に努めることが大切です。腸内環境が悪いと自律神経をきちんと機能させるセロトニンが脳内にしっかり届かないからです。
  • 体を温めるものを取る
    暑くなってくると冷たいものをついつい欲しくなりますが、冷たいものばかりとっていると体の冷えにつながり、さらなる体調不良を引き起こす原因になってしまいます。体調に不安を感じたらできるだけ温かいものを選ぶようにしましょう。
  • 利尿作用のあるものを取る
    体にためこんでしまった余分な水分や空気中の湿度の高さによるむくみや体のだるさを解消してくれるのが、カリウムの豊富な野菜や果物、またカフェインの入った飲み物です。カリウムやカフェインには利尿作用があり、余分な老廃物を外に出してくれる働きがあります。

疲れやだるさを解消するには、ビタミンやミネラルをバランスよく摂取して身体の代謝を高めることも重要です。
糖質の代謝を助け、疲労物質を分解するビタミンB1、具体的には玄米や胚芽精米などの精製されていない穀類や豚肉やレバーなどの肉類、にんにく、大豆などを積極的に摂取するとよいでしょう。
また、多くの種類の野菜を摂るようにしましょう。生の野菜はそんなにたくさん食べられない……という人は、茹でたり蒸したりすると野菜自体のかさが減って食べやすくなります。

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梅雨時においしい野菜-きゅうり

梅雨の時期の体調管理と元気に過ごす食事

昔から「初ものを食えば七十五日生きのびる」「初ものは縁起がいい」などといわれてきました。まだ学問が確立していない時代に伝え継がれてきた初ものへの感謝、そこには無病息災を願う先人の知恵がつまっています。

また、旬の食べ物を取り入れるというのは、「季節のエネルギーを身体に吸収する」ということに他なりません。物理的に身体を温めたり、冷やしたりするという力があります。

梅雨のこの時期の旬の代表的な食べものとして、きゅうりがあります。

ところが「きゅうりは栄養がない」とよくいわれます。その理由のひとつが、『Least calorific fruit』。日本語に直訳すると、「最も熱量が低い(ローカロリーな)果実」として、きゅうりがギネス世界記録に登録されているためです。これがいつの間にか「世界でいちばん栄養が少ない野菜」と誤解され、広まったようです。

きゅうりは100gあたり14キロカロリーと、確かにカロリーは低いのですが、低カロリーだからといって栄養素が少ないとは限りません。

また、『fruit』とある通り、果実(植物学上、果菜は果実に含まれる)として比較したもので、野菜の記録ではないのです。こういった分類や直訳のとらえ方が、誤った解釈につながっているのでしょう。

実際、きゅうりに含まれるおもな栄養素は以下の通りです。(100キロカロリーあたり)

  • カリウム…1400mg(ナスの約1.4倍)
  • ビタミンK…240μg(レタスとほぼ同等 ※土耕栽培)
  • ビタミンC…100mg(トマトの約1.26倍)
  • 食物繊維…7.9g(キャベツとほぼ同等)

きゅうりには、解熱・解毒・消炎作用のほかにも、体を冷やして熱を取りのぞくはたらきもあります。暑さでほてった体を中から冷やして、のどの渇きをしずめて、夏バテを予防してくれます。

さらに、きゅうりには利尿作用に働くカリウムを多く含むので、体の余分な水分を外へ出して、むくみの改善にもとても効果的です。のぼせやすい体質の方、高血圧の方、夏バテ気味の方にはピッタリな食材です。

それ以外にも体の血管を広げ血液の流れを良し、むくみを解消してくれるシトルリンや急な暑さで食欲が落ちた時に胃液や唾液の分泌をうながして、食欲をアップするククルビタシも含まれます。

きゅうりの食べ方の王道といえば「ぬか漬け」です。ぬかに含まれるビタミンB1が「きゅうり」に移って、約10倍にアップします。ビタミンB1は疲労回復効果がとても高いので、暑さでだるい時には、ぜひ、「きゅうりのぬか漬け」を召し上がっていただくのがおすすめです。

この時期の悩みとして抱えやすい体調不良。疲労回復に効果的な食事とともに、適度な運動や十分な睡眠も加えながら、憂鬱な梅雨を乗り切りましょう!

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