郷土菓子 花餅
郷土菓子 花餅
花餅というお菓子が全国で見られます。
それぞれの地域で独自の習わしがあり、呼び方もいが餅、いが饅頭などいろいろあるようです。
今日の花餅は私の住む街の郷土の花餅。
江戸時代末期のころ、初午の日にお稲荷さんにお供えされ、
いつしか緑と赤の模様が入り桃の節句のお菓子として残っています。
1月初釜が終わった頃から端午の節句前まで見られ、市内には4軒ほど作っているお店があります。
しかし、どのお店も後継者がおらずこの街の花餅はいつか無くなってしまうかも知れません。
ご店主達にお聞きした事から少しづつ私の花餅を作りました。
米粉を練って蒸した生地に赤と緑を付けて千筋板で模様を付けながら伸ばします。
綺麗に伸ばすのは難しいです。
懐かしいお菓子として作り伝えたいと思いました。
▷さらに詳しく:「 木下製餡主催 あんこを楽しむ会 季節の和菓子ワークショップ」